このサービスを詳しく知ったのは平成19年6月のことでした。家を購入される方にとって、また工務店さんなど家を作る方にとっても、大変にいいシス テムではないかと思いました。何とか当社に取り入れることが出来ないかと思ったものの、建材店では難しいのではというのが当初の考えでした。
というのは、 一般的には建材店は工務店の協力業者(言い方を変えれば下請け業者)の存在で、公平で第3者的な位置に立つのは無理ではないかと思ったのです。また、建材 や住宅設備機器の販売はしているものの、建築の経験が全く無い当社が建設の管理を含めたすべてのマネージメントが出来るのかという点も考慮していました。
しかし、私は平成21年9月2日の朝に広島の平和公園を歩いていた時に、ふと、住宅CMサービス島根を やってみようと思い立ちました。そのきっかけになったのは「自分自身や会社を成長させるためにやってみよう」。人のためとか社会のためとかの発想ではな く、自分のためという利己的な考えでお恥かしいのですが、正直のところそうでした。
その後、いろいろな方に相談したら反対意見も頂きました。上記のような理由です。しかし、私は自分の心の中の気持ちを一番に大切にしたいと思いました。ま た、自分の直感を信頼していました。そして、それ以後、毎朝のウォーキングの時にも「住宅CMサービス島根は実現する」 と唱えていました。
さて、当初、首をかしげていた家内がOKと言ったのは1月24日の夜のことでした。家内いわく「初めてこのサービスのことを聞いた時に、自分はいいと思う と言ったが、あなたはダメだと言っていた」そんな記憶は全くありませんでしたが。(笑)
その1月24日には岩国の佐古先生の講演会が大東町で開催され、私はとても感動しました。
「あえて困難だと思うことに向かって行き、引き受けることが自分の成長に結
びつくのだ」
「人に役立ちたいという思いや体験は、困難を乗り切る力となり、自分に自信や誇りを与え、物事を継続する力となる。また、人や社会に役立つことで、夢
(志)は育つのだ」
などの言葉がこれからの私の人生の大きな支えとなりました。
私も23歳の時から30数年、大島建材店の中で建材の仕事をしてきましたが、近年思っているのは、「人に役立つ生き方」「人に喜ばれる存在になる」「人を元気にする存在になる」ことです。しかし毎日の建材の商売の 中でそうした意識を持っているものの、中々行動に結びつけることができない状況です。
今回、住宅CMサービス島根の運営をすることになったのですが、これからお住まいを求められる皆様や、住まい作りに日々励んでおられる工務店他の皆 様のお役に立てれる存在になることが私の目標です。
「住まいづくりのコンシェルジェ」(地域でいい仕事をしている工務店と一般消費者をつなぐ役割)として各地で住宅CM サービスの運営をしておられる方のご指導を頂きながら、一歩一歩ずつ前進して行く覚悟です。
そして、私のとりえである「マメなこと」と「建材店としての優位性」を活かしながら頑張りたいと思っています。自分らしさと当社の特長をいかに出していけ るか、そして山陰の風土に合ったやり方をする、この二つが大きな鍵になるような気がしています。どうぞよろしくお願いいたします。